達磨庵の今

四季折々の達磨庵の畑と干し芋製作の
現場の姿をお伝えします。

2017年10月今シーズンの芋収穫は四苦八苦です。

困りました。あまりにも雨が多くて。

こんなに雨が多い１０月はここ１０年では記憶にありません。以前やはり雨が多い年があり、晴れの日になっても土地が低い場所にある畑は乾き辛いのでトラクターが入ることが出来ず、そこは結局芋掘りができないという事態がありましたが、それはもう何年前になるか、多分２０年位経つのではないでしょうか？それをイメージするほどの異常事態でした。

それでも半分進みました。

雨の合間をみて、つる刈り、掘り起し、選別の作業を行いますが、途切れ途切れになってしまいます。
偶然ですが、今年は他の農家さんよりも早めに収穫作業を始めました。お陰様で今後の作業に支障を来すほどの遅れではありませんが、産地全体は大幅に遅れが出ています。

取り回しも大変でした。

濡れた畑では軽トラックの取り回しが大変です。また足場も踏ん張りが効かなくなります。土が重いのでトラクターでの掘り起しも付加が掛かります。
いかにお天道様の恵みを普段は受けているかを痛感しました。

保管中も要注意の芋です。

いつもは掘り起こした芋は畑で天日干しします。保存性が格段に良くなるからです。しかし今年は乾く間がないので、畑から持ち出せる時にコンテナに入れて、倉庫前で乾かすという、苦肉の策です。

収穫後半はやっと天気に恵まれそうです。どこの農家も総出で畑に繰り出すことになります。

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