達磨庵の今
四季折々の達磨庵の畑と干し芋製作の
現場の姿をお伝えします。
2018年8月いつもよりも、暑く、そして長い夏でした。
2ヶ月半のためのマルチ。
マルチング=覆うと言う意味から、農業では何かの資材で畑や畝(うね)を覆うことをマルチと言います。
達磨庵の畑は除草剤を使わないので、畝の抑草のために黒いビニールでマルチをします。
しかし、つるが畝を被ったら通気性を良くするためにすぐに剥がします。
芋を育てていない部分の除草もひと仕事です。
隣の畑の境界面も除草しておくのがマナーですが、ここももちろん除草剤は使いません。
鋤簾と手取りでの草取りですが、今年はいつも以上に草の育ちが早く難儀しています。
いずみ種が花を付けてしまいました。
とにかく暑い夏で、ほしいも産地も猛暑日が当たり前でした。そして少雨だったので畑は暑く乾燥した状態が続き、“いずみ種”は飢餓を示す花が咲いてしまいました。
立秋を過ぎても猛暑日がありました。
立秋を過ぎても35℃以上の日があり、恨めしい限りの残暑でした。
お盆を境に季節が変わりました。
平年並みの気温で、夕立があるという気候に、お盆からは肌で夏の終わりを感じるようになりました。 ホッとしています。
ヨトウ虫という芋虫がとうとう現れてきました。
「夜盗む」、夜に芋の葉を喰ってしまうことからヨトウ虫と言います。
今年は夜も暑すぎて、ヨトウ虫があまり出てこなかったのですが、秋の気配と共に増えてきています。
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