達磨庵の今
四季折々の達磨庵の畑と干し芋製作の
現場の姿をお伝えします。
2017年4月有機ほしいも生産の第一歩“伏せこみ”が終わりました。
保管していた種芋を準備していた苗床に植えます。
輪作の麦を鋤き込んでおいた土に、完熟させた自家製たい肥を加えて作っておいた苗床に、種芋を伏せ(植え)ていきます。 種芋はもちろん昨秋の収穫時に確保しておいた自家種です。
モミ殻も苗場には欠かせません。
親しい稲作農家から定期的に稲藁やモミ殻を調達しています。どちらも様々な農作業で役立ちます。
稲藁は、主に畑で抑草のための被覆や、干し場の足元を整地するために使います。モミ殻は、自家製たい肥の原料や種芋を保管する時の緩衝材で使いますが、どちらもそれ以外の用途もあり、苗場でも重宝します。
苗場では種芋の上にモミ殻を敷き詰めます。
肥えた土に種芋を伏せた後に、暖かくすることと水をたくさん与えることで発芽を促します。
モミ殻があることで水持ちと通気性が良くなるので、二つの条件を適えることに繋がります。
栽培開始は草取り開始です。
ビニールハウス脇の草取りが終わる頃には、種芋から芽が出てきます。それと同じか早い段階で雑草も生えてきます。
農産物を育てるということはそれと同じ場所の雑草も常に育っているのですから、栽培期間中、草取りは付いてまわります。
苗作りから収穫まで、いつものことですが、草との付き合いになります。
そして芋の観察も始まりました。
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