達磨庵の今
四季折々の達磨庵の畑と干し芋製作の
現場の姿をお伝えします。
2018年10月ようやく今シーズンの芋収穫が始まりました。
機械任せでは上手くいきません。
芋掘りには、つる刈り機と掘り起し機を使いますが、機械を入れる前にひと手間かけることで円滑に進みます。
まずつる刈り前は、畝(うね)の端をまくり上げることで、スムーズに機械が入ります。
育ち具合に機械を合わせます。
その畑の芋の株の生長に合わせた高さにつる刈り機を調整し、つるの太さ長さで刈っていくスピードを変えます。目的はこの後の芋掘りがしやすいように、つるを刈ることだからです。
掘る前にもひと手間掛けます。
丁寧につる刈りしても、どうしても畝にがっしりと絡んでいる所があるので、畝の両側に沿ってつる離れを確かめ、手取りで離します。
キジにつつかれるのは覚悟の上です。
掘り起こした芋は数日天日に当てることで、保存性が上がります。その最中に、キジに食べられたり悪戯されることもありますが、ほしいもにした時の品質を優先すると、天日干しは必須です。
質を念頭に収穫します。
適度な大きさ、ふっくら細長い形、綺麗な肌、それを満たしていることが収穫の基準ですが、そうでない芋が多い畑もあります。その場合は潔く量は諦めます。
畑から持ち出してからが、干し芋加工の始まりです。
収穫した原料芋は加工まで保管されます。約2か月が加工時期、しかもそれは一番寒い真冬です。その加工時に合わせて原料芋を良い状態にするのも加工においての重要作業です。
出来が良い畑もあれば、そうでない畑もあるのはいつものことで、収穫している時は悲喜こもごもです。けれどその後は収穫した芋の美味しさをどこまで引き出せるかで頭が一杯になります。
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