達磨庵の今
四季折々の達磨庵の畑と干し芋製作の
現場の姿をお伝えします。
2019年4月暖かい3月から一転、寒い4月で育苗が苦戦です。
苗床が整ったところで、種芋蔵出しです。
輪作麦を鋤きこみ、自家製たい肥を入れて馴染ませて苗床を作ります。準備ができたら種芋を植えます。
サツマイモの種は生ものです。
種芋はサツマイモそのものなので、保管中に傷んでしまうものもあります。選別しながら苗床に2/3ほど埋めていきます。
品種ごとに畝を作ります。
有機農業では種芋への化学的な処理は当然ダメで、また、購入するのではなく、有機栽培で取得した自家種を使うことが基本です。
そのため作付けしない品種も、その種芋を継承するためだけに植え付けます。苗場を小さく区切って多品種の種を植えています。
草ばかりが元気です。
寒暖差が激しいのが4月の干し芋産地で、とても暖かい日がありますが、4月とは思えないほど寒い日もあり、中々発芽しません。
雑草は相変わらず元気です。
抑草ではなく保温目的で黒マルチ(ビニール)を被せました。
とっくに芽が出ても良い早生種も4月半ばでまだ音沙汰なしです。見るに見かねて一部の苗床に黒マルチで畝を被いました。少しでも地温を上げるためです。
苗は遅れていますが、畑作りは進めます。
この畑は、自家製たい肥と、同じく自家製のEMぼかし肥料だけで栽培する畑です。3年かけて作った堆肥と1年以上前から寝かせておいたぼかし肥料で土作りです。
ここ数年ずっと、一年を通して総じて平年よりも高い気温で推移していたのが、今年の4月は見事にそれが覆されました。こういうことも当然あり得るわけで、それも考慮していなければならないのに、出来ていなかったことに反省です。
隙を付かれた気分ですが、自然相手が基本ということを肝に銘じている所です。
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