達磨庵の今
四季折々の達磨庵の畑と干し芋製作の
現場の姿をお伝えします。
2015年11月良い芋だけを収穫し、それを干し芋に適した原料芋にしていきます。
機械も慎重に扱います。
つる刈りの準備、つる刈り、そして残ったつるを手刈りしたら、いよいよ芋掘りです。
掘り取り機を畝(うね)の下まで入れて、ゆっくりと、ゆっくりと、掘り起していきます。
あせりは禁物で、傷つけないようにサツマイモを引き上げていきます。
地道な作業のはじまりです。
「良い物だけを残す」
言うのは簡単ですが、なかなか出来ません。
適度な大きさで、形が良く、綺麗な肌のサツマイモだけを選んで収穫することが、高品質の干し芋を作るための絶対条件です。
それでも加工してみないとどんな干し芋になるかは、解りません。しかし、とにかくここで良い物だけを収穫する。そしてその後もそれを続けることが大事です。
サツマイモの栽培から干し芋の加工へ。
畑や品種の違いとそれらの栽培期間中の気候との相性で、芋の出来はまちまちです。
嬉しくなるほどたくさん良い芋が取れる畑もあれば、畑にたくさん置いてこなければならないこともあります。
けれども一喜一憂するのは畑から持ち出すまでです。すぐに収穫した原料芋を活かすことが待っています。
今シーズンも一か月かけて収穫作業を行いました。
干し芋の原料芋は、早くても12月、最後に加工する芋は2月ですから、そこまで良い状態で眠らせなくてはなりません。
幸い今年の収穫期は天候に恵まれたので、保存性が良い状態で蔵に仕舞うことができました。
さあここから寒くなるまでの間、加工の準備と、来春に向けての畑の整備、そして、原料芋を加工時期に合わせた保管という重要な仕事が待っています。
まだまだ気は抜けない毎日です。
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