達磨庵の今

四季折々の達磨庵の畑と干し芋製作の
現場の姿をお伝えします。

2015年2月２０１４年度は当たり年です

一年間の成果が現れます。

昨年の３月からはじめたサツマイモの栽培が、ようやく干し芋になるのが今です。
私たちが一年間、どれだけサツマイモに力を入れてきたかが形として現れるのです。それはまるで成績表を貰う心境です。

今年は天が恵みを与えてくれました。

干し芋の原料になるサツマイモには適度な水分が不可欠です。苗を植えてから収穫までの間、日照りになることもなく、適度な雨がずっとありました。夏はサツマイモにとって十分な気温がありました。
今年度は、神様が、最高の原料芋ができるお膳立てをしてくれました。

この素晴らしい原料芋を活かさない手はありません。

私たちに出来る事は、いかにして原料芋に潜んでいる美味しさを引き出すかです。
元のサツマイモが秀逸だと中途半端にやったとしても甘い干し芋ができます。でもそんなことではサツマイモに申し訳がたちません。
腹を据えて、サツマイモの全てのうまさを引き出すことに尽力します。

５年後が楽しみです。

仕上がった最上級の干し芋を見ると、我ながら惚れ惚れしてしまいます。同時に一年間の努力が報われた気分になります。
でもここで終わりではありません。
仕上がった干し芋から、さらに熟成して味が乗るものを選びます。
そして５年後、今年の当たり年の干し芋がどれだけのものになるか、それが楽しみでなりません。
達磨庵が自信をもってお届けできるこの上ない熟成干し芋になるからです。

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