達磨庵の今
四季折々の達磨庵の畑と干し芋製作の
現場の姿をお伝えします。
2016年2月今仕上がっている干し芋が達磨庵の一年間の集大成です。
寒いからこそです。
待ちに待った寒波が来たのは“大寒”を過ぎた頃、暦は正直です。そして、2月中旬までが“干し芋の旬”です。
惚れ惚れする干し芋が仕上がってきています。それと共に干し場には、この厳寒だからこそ作れる「厚切りほしいも」や、今だからこそ最高に仕上がる「丸ほしいも」が並んでいます。
原料芋も正直です。
サツマイモは寒さから身を守るために、体内のデンプンを糖に変えて凌ごうとします。その糖化が進んだ原料芋をじっくり蒸かした後、皮むきしていると、蜜が飛び出してきます。
否が応でも期待が高まります。
手間が掛かるなんて言ってはいられない。
そんな原料芋はスライスすると、べったりとくっついてしまい、並べるのが大変です、丁寧に扱わないと実も崩れてしまいます。
でも高品質な干し芋に仕上がる期待がますます高まりますから、心地よい苦労です。
成績表をもらう気分です。
昨年の3月に種芋を蔵から出して、今年も美味しい干し芋を作ることを決めてから約1年、それがようやくもうすぐ適います。
その仕上がった干し芋こそ達磨庵が今年一年間どれだけ真剣に干し芋に取り組んだかの結果です。
私達がやってきたこと全てが見事に干し芋に出ます。
だから干し芋作りはやりがいがあります。
今年の達磨庵も熟成させてから皆様にお届けします。どうぞご期待ください。
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