達磨庵の今
四季折々の達磨庵の畑と干し芋製作の
現場の姿をお伝えします。
2019年3月ほしいも加工が終わると干し場の片付けが最優先です。
干し場の麦がだいぶ伸びてきて網に絡み付いていました。
麦の伸び具合を見ると、今年の春の暖かさを実感します。網から麦を剥がすのに、こんなに手間取ったことはまずありません。
敷き藁は再利用します。
まだ使える敷き藁は仕舞っておきます。それ以外は鋤き込んで肥料にします。最後まで無駄なく使います。
作りこんであった棚だから頑丈です。
干している間は何が起こるか解らないので、かなり丈夫に作ってあります。だからこそ、毎年壊す時には、いつもここまで頑丈でなくても良いかもと思ってしまいます。それくらい片付けには苦労します。
4棟のうちの2棟は急いで撤収です。
ビニールハウスを4棟構えています。冬は干し場に使い、春からは苗場にします。
毎年2棟を苗場にするので、苗場に使うビニールハウスは急いで干し場を片付けます。
ばらした部材は、ほしいもを蒸かしていた加工場へ。
干し場の大きさはそれぞれなので、使っていた部材は、干し場ごとに印をつけて、まとめて仕舞い込みます。
まっさらにしたら、次は苗場の土作りです。
ついこの前まで干し場だったとは思えない程、きれいに片付けたら完了です。
ほしいもシーズンは、学校のように3月で年度替わりとなります。4月になると種芋を蔵から出してきて、順番に苗床に伏せこみしていきます。
毎年のことですが、ここから気持ちも新たになり、新入生と重なります。
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