達磨庵の今
四季折々の達磨庵の畑と干し芋製作の
現場の姿をお伝えします。
2021年3月お彼岸までを目途に、干し場を苗床にできるようにします。
4月初旬の育苗に向けて準備します。
蒸かし作業が先に終わり、干し場が空き次第、その場所を育苗ハウスにしていきます。
ビニールハウス内を更地にします。
まずは簾を置く棚を撤収していくのですが、とにかく頑丈に作りこんでいるので、壊すのも大変です。
干し場一棟ごとに片付けていきます。
部材を結んである紐は、丁度よい長さに揃えてありますから、毎年使いまわしします。
その他の部材も、干し場ごとに、わかるように分けてしまいこみます。
冬に干し場を作ることを考慮します。
3列ある棚の、梁の部分と柱の部分を中央にまとめて、運びやすいように束ねます。
どこの場所で使うのかもわかるようにしておきます。
伸びている麦をかき分けながら、
足場に敷き詰めてある網をよけながら、支柱を抜き取るのですが、深く差してあるので、なかなか大変です。
本数も多く、このところめっきり陽気が良いので汗ばみます。
あとは足場の網を取り除きます。
部材を持ち出したら、網外しです。これも針金で地面に張り付けてあるので、針金ともども冬の干し場作りでまた使えるようにします。
干し場が片付いたら、自家製たい肥を入れて肥えた苗床を作っていくのですが、その前に育った麦の鋤き込みをします。それを始めるのがお彼岸の頃です。
新しい干し芋年度の始まりは、育苗からです。その準備は2020年度の片付けでもあります。
学校や会社の新年度と同じく、気分が一新されるのがこの時季です。
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