達磨庵の今
四季折々の達磨庵の畑と干し芋製作の
現場の姿をお伝えします。
2016年10月高品質な干し芋の原料芋として適うように掘り取りをします。
やっと秋晴れが続くようになりました。
今年の10月前半は雨が多く、平年よりも2週間遅れでの収穫作業の開始になりました。
だんだん日暮れも早まってくるので、早朝から日が暮れるまで作業をしています。
ひとつの農作業は、大抵が前後につながっています
雑な作業をすると、そのしわ寄せがどこかで来てしまいます。
つる刈りも丁寧にやることで、その後の手でつるを払う作業や、芋の掘り起しがやりやすくなります。
特に紅はるかのつるは太いので、ゆっくりと、場合によっては二度つる刈り機を入れます。
スムーズに掘り起しが出来るように、下拵えします。
つる刈り後にひと手間、長い柄の鎌で残ったつるを払います。傷をつけないで芋を掘り起したいからです。
そうすることで保存性も良くなり、もちろん品質が良い状態で原料芋を収穫することを目指します。
毎日ドキドキです。
掘り起こすまでは、どんなサツマイモに育ったかは解りません。
畑ごとに育ち具合は異なりますが、同じ畑でも、品種でマチマチです。
この畑も、いずみ種は小さい芋が、紅はるかは、いずみの2倍以上もある芋が育ってきました。
いずみは大きく育たない年があるのは解っていましたが、同じ条件下でもここまで違うとは、今さらながらいずみ種を育てることの難しさを再確認しました。
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