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探梅や 枝のさきなる 梅の花(高野素十)

探梅や 枝のさきなる 梅の花(高野素十)

早咲きの梅を求めて山野に出かけることを、探梅(たんばい)といいます。

我が家では、先月友人から蝋梅(ろうばい)の枝を頂き、
一足先に芳しい香りと花を楽しむことができました。
実は、蝋梅は梅と名がつくものの梅の仲間ではないのだそうです。
とはいえこの寒い時季、真っ先に花を咲かせるその姿にはどこか潔さを感じました。
素十も枝の先に咲いた小さな梅の花を見たとき、
どれだけ心が動かされたことでしょう。

梅一輪 いちりんほどの暖かさ
これは、松雄芭蕉の弟子服部嵐雪(らんせつ)が詠んだもの。
梅が咲くとこの句を思い出しますが、解釈には二通りあります。

梅が一輪咲いた姿を見ると、ほんのかすかでも暖かさを感じる 
梅の花が一輪、また一輪と咲くにつれて、少しづつ暖かくなっていく
どちらもなるほどと思いますが、私には前者の感覚がぴったりきます。

梅の花は別名「春告花」ともいうそうです。
まだまだ寒い日が続きますが、
梅の花が咲く頃になると、干し芋産地では、
干し場にコロンとした丸干し芋が並びます。
今年は、原料芋が豊作だったために大きな芋に育ち、
丸干し芋の生産は例年よりも少ないのですが、
梅と同じように、丸干し芋をみかけるようになると、
そろそろ、春の便りとともに干し芋作りも終わりが近づいていることを感じます。

熟成ほしいもに足る美味しい干し芋が今年も干しあがりました。





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サツマイモの中に潜む美味さをどこまで引き出せるか、色、艶、食感、そして味を極限まで追求。

干し芋ひとつひとつをマイスターの誇りにかけて
最高のものだけを世に送り出している。