達磨庵の今
四季折々の達磨庵の畑と干し芋製作の
現場の姿をお伝えします。
2019年1月一年のうち一番集中する一ヶ月を迎えました。
洗い物は昼間やります。
すだれとその上に敷く網は、前日に干し芋が仕上がった分を毎日のように洗います。朝は漬け置きしていた水槽が凍っているので、それが溶けてから、暖かくなるお昼すぎにやります。
いつも以上に時間を掛けています。
2018年度の原料芋の特長として、蒸け上がりが悪いことが挙げられます。そこで弱めの蒸気を芋に当てて、いつもの年よりも長い時間を掛けて蒸かしています。
モノによっては3時間以上掛けます。
本当に美味しく仕上がる芋は蜜が飛び出します。
当たり前ですが皮むきは原料芋一つずつ剥いていきます。まず両側を落とすのですが、ポテンシャルが高い芋は蜜が飛び出してきます。
この時、その芋がどんな干し芋になりそうかが解ります。
綺麗に剥くことが肝心です。
サツマイモは皮の内側に薄皮がありますから、それも剥きます。厚く剥くことで仕上がりが綺麗な干し芋になります。
まず、皮むきを綺麗にしておくと、人の性は、その後の作業も綺麗に綺麗にを心掛けるようになります。
“最初が肝心”は干し芋作りでも同じです。
すだれに並べたらお天道様に任せます。
私達ができることはすだれに並べるまでです。その後はお天道様次第です。朝晩の気温差と優しい日差しが芋の甘さを引き出してくれます。
大寒を挟んだ前後一ヶ月が“ほしいもの旬”で、今年もそれを迎えています。今が、自然が味方をしてくれて、最高に高品質な干し芋が仕上がる時期です。
春のサツマイモ栽培から今を目指していたと言っても良い位です。
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