達磨庵の今
四季折々の達磨庵の畑と干し芋製作の
現場の姿をお伝えします。
2021年1月寒くて晴天が続く今年の冬は、安心して干し芋作りができてます。
原料芋の品種、大きさ、形で変えます。
小さい芋は丸ほしいも、それより少し大きく長い芋は四切り芋、大きい芋は角切りか厚切りほしいもにしています。
蒸かし方も違います。
それぞれの大きさに仕分けした原料芋は、蒸かす時間も、蒸気の入れ方も、もちろん変えています。
厚切りほしいもは普通の平ほしいもよりも1.5倍以上の厚さでスライスします。
やわらかくトロトロになるまで蒸かしてあっても、厚いので簾に並べるのはやりやすいですが、乾く時間は2倍かかります。
寒い冬になりました。
毎朝のように、今朝がこの冬一番の寒さではないかと感じる程、冷え込みが続いています。 外回りの仕事はそれでも暖かくなる、10時頃から午後3時頃までにやっています。
干し芋には心強いけれど、原料芋には厳しい。
寒い冬は干し芋の仕上がりが一段のレベルになります。干し芋は美味しくなりますが、反面保存中の原料芋には厳しいので、冷え腐り対策が不可欠です。
1月の干し場になっています。
平ほしいもだけの干し場から、丸ほしいも、角切り芋、四切りほしいも、厚切りほしいもが並ぶ、にぎやかな1月らしい干し場になっています。
仕上がりに一ヶ月近くかかる丸ほしいもや、三週間かかる厚切りほしいもは、暖冬だと冷や冷やものですが、今年の冬は安心です。
体は大変ですが、それでも干し芋にとって恵まれた冬を歓迎しています。
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