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達磨庵の今

達磨庵の今

四季折々の達磨庵の畑と干し芋製作の
現場の姿をお伝えします。

伏せこみをすると、干し芋シーズンの始まりを実感します。

2015年4月伏せこみをすると、干し芋シーズンの始まりを実感します。

準備していた苗床

自家製たい肥を入れて半月、苗床の土になじませて、肥えた土にしておきました。
ほしいも産地が春めいて来る4月初旬に種芋を植えていきます。これを伏せこみといいます。

ここから選抜も始まります。

多めに確保していた種芋を選別、健康なものを選抜しながら、苗床に植えていきます。
既にこの時点から、高品質の干し芋作りの第一歩をはじめます。

保温と保湿と抑草対策です。

ほしいも産地は4月でも霜が降りる日があるので、保温のために苗床の上にモミ殻を敷きます。
さらに稲藁も薄く重ねます。
これらが、苗床の保湿になり同時に、雑草を抑えてもくれます。

苗は赤ん坊みたいなものです。

最初は大事に大事に育てます。ビニールハウス内の温度も高めに、苗床の水分も多めに保ちます。
芽が出て、ある程度大きくなるまでは、気配りをしすぎるということはありません。

苗がしっかりしてきたら、丈夫になるように、少しずつ厳しい環境にしていきます。

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