達磨庵の今
四季折々の達磨庵の畑と干し芋製作の
現場の姿をお伝えします。
2024年10月今年の有機サツマイモは総じて細く、なかなか収量が上がりません。
初めて栽培した品種や気になる畑を手掘りしてみました。
つる刈り機を入れた後、手掘りする所以外の株は余分なつるを払っていきます。
新たに「ひめあやか」「ハロウィンスイート」「からゆたか」という3品種のサツマイモを育ててみました。
“ひめあやか”は干し芋にする大きさまで育ちませんでした。“ハロウィンスウィート”は細長く、また肌がでこぼこしていることから、こちらも干し芋の原料芋にするのは難しそうです。
“からゆたか”は玉乙女のように育ちました。
一株に成る芋の数も適度なので、大きく育ち、しかもふっくらした形状です。肌の色も玉乙女にとても似ていました。
小さい芋、細長い芋が多い。
つると葉の状態では収穫が期待できると思っていた“いずみ”が、掘ってみると小さい芋ばかりでした。
“紅はるか”“安納芋”“人参芋”“ふくムラサキ”も細長い形状の芋が多く、それらは畑に残す方が多い位です。
来年の作付けを考えながら収穫しています。
“あいこまち”はつるが太く成り数が多すぎて、それが仇となり細長いものばかりになりました。それを覚悟の上での栽培でしたが、来年はどうするかを考えてしまいます。味はとても良いのですが。
掘り取りに苦戦しています。
深い位置に長く垂直に育っている芋が多いために、掘り進めてもなかなか土の上にあがってきません。またつるが太いと掘り取り機がつっかえてしまいます。
今年の芋掘りは、慎重にゆっくりと、掘りあげる状態を注視して作業しています。
干し芋産地全体では平年並みに収穫出来ている様子ですが、達磨庵の有機栽培は出来高がかなり悪いです。今年の栽培の最中から感じていた通り、土作りの見直しをもう一段進める段階にきているようです。
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