達磨庵の今
四季折々の達磨庵の畑と干し芋製作の
現場の姿をお伝えします。
2014年5月苗半作(有機サツマイモの苗つくり)
苗作りは重要な課題です。
現代農業では重視されなくなってきていますが、有機農業では欠かせません。
苗半作とは、丈夫な苗を作れば、その作物の生長の条件の半分満たしたことになる、という意味です。
現代農業は、農作物の育ち具合に合わせて農薬と化学肥料を使っていけば、大抵の障害は乗り越えられます。
これが有機農業の場合は、その農産物の生命力に頼るので、苗作りは重要な課題です。
いかに逞しい苗に育てるか
畑には、病害虫が必ずいます。鳥などの小動物もやってきます。気温が低い日もあります。
それらに負けない苗を育てます。
苗場から一旦畑に出したら、農家が手助けしてやれることは限られているからです。
農業は草との追いかけっこです。
農作物が育つ環境は、そこに生えてくる草にも好環境です。苗作りでも草取りは欠かせません。
苗床ももちろん有機栽培ですから、除草剤は使いません。ビニールハウス内は日中は気温が上がるので、
苗場の草取りは早朝と夕方の農作業です。
優しくから厳しくへ
育ち始めの苗は、たっぷりの水を与えて、なるべく温かくして大事に育てますが、
生長するに従い、苗場を厳しい状況にしていきます。
畑では何が起きるかわかりませんから、畑に近い環境にしていきます。
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