達磨庵の今
四季折々の達磨庵の畑と干し芋製作の
現場の姿をお伝えします。
2025年10月干し芋原料として理想的な、大きくてふっくらした芋を育てるのが困難です。

収穫の順番を決めるために試し掘りをしました。
この畑では、“紅はるか”と“ほし黄金”を栽培しています。どちらも大きさは今一つです。

形が良いのが救いです。
人参芋系は、形が悪く、実割れした芋が多かったので、小さくてもこれなら原料芋になります。

紅はるかの細さはいつも以上です。
作付けした畑も数も面積も、一番多い紅はるかですが、今年はどこも小ぶりなのが気にかかります。

雨が多く、産地全体で収穫が遅れています。
10月半ばですが、つる刈りした畑も半分に満たなく、当然掘り取りした畑はまだわずかです。

今年はつるが太く、つる刈り後の後処理が大変です。
天候の影響でしょう。太いつるが株元に残っています。掘り起こす前に綺麗に払っておきます。

つる刈りしながらも畝の端の芋を確認していきます。
全体的に細く、“人参芋”はやはり形が悪いです。“ほし黄金”はこの畑では育っていました。
嬉しい誤算は“あいこまち”です。毎年紅はるかよりも細い芋だったのが、今年は原料芋にできるサイズまで大きくなっているようです。
緑肥作物の輪作で地力をあげて、連作ももちろんしないで健全な畑へと整えてから植え付けをしているのですが、思うように育つことの方が少ない現実を今秋も味わっています。有機農業は本当に難しいです。
それでもすべてが悪い芋ではないので、良品だけを収穫して有機干し芋にしていきます。
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