学生時代にナスの収穫のアルバイトをしました。
早朝からお昼まで一面のナス畑でナスを切り続けた時の、
土の匂いや草いきれ、
意外と鋭かったヘタの棘や、
濃紺のつややかな張りのある皮、
ナスとナスが触れるとキュッと音がなるような感覚を、
今でもはっきりと覚えています。
だから「きゆァ」という表現を見た時、
とてもピッタリだと思いました。
朝ごはんの後に10時のお茶があり、
お昼ご飯を食べてからはひたすら選別を行い、
15時にまたお茶の時間と、
こまめにおやつが食べられて嬉しかったことも
今ではとても懐かしい思い出です。
茄子は味や匂いが強い訳ではないのに、
その食感が苦手という方も多いと聞きますが、
私自身は大好物なので自然と食卓に上る回数も多いです。
猛暑が続き毎日びっしょりと汗をかきますが、
失われたミネラルは夏野菜から補おうと
毎日野菜をたくさん食べています。
農作業の合間には熟成干し芋もお供にします。
干し芋は食べ物を消化吸収したあとの、
血糖値の上昇度合が低い、
いわゆる低GI値の食品なのでつい食べ過ぎても安心です。
冷たい麦茶とも相性ばっちりです。
干し芋マイスター 福井保久
干し芋マイスター 福井 保久
サツマイモの中に潜む美味さをどこまで引き出せるか、色、艶、食感、そして味を極限まで追求。
干し芋ひとつひとつをマイスターの誇りにかけて
最高のものだけを世に送り出している。