先日スタッフのご実家で採れた栗をいただきました。
今年は暑さのせいか栗の収穫量がとても少なかったと聞きますが、
艶やかで大粒の栗の実はとても誇らしげで、
その実の中に秋の風情をギュッと詰め込んでいるようです。
さっそく、栗ごはんを炊こうか甘露煮にしようか、
栗きんとんを作ってみようかと、
あれこれと頭の中で嬉しい相談が始まりました。
迷うことも楽しみの一つです。
先日、初めて訪れたお寿司屋さんのカウンターで、
松茸や銀杏、数種類の茸と共に、
渋皮の付いた栗が笊に盛られていました。
そのまま素揚げにするのだと聞いてお願いし、
銅の鍋にたっぷりの油を入れ、
弱火でじっくりと時間をかけて揚げていただきました。
出てきた栗は、
厚みのある渋皮のカリッとした食感にまず驚き、
ホクホクした栗の実の甘さと
温められることで風味と香りが際立ち絶妙な美味しさでした。
栗料理の選択肢が
また一つ増えたことは言うまでもありません。
熟成丸干し芋の素揚げも、
温度と揚げ時間を色々と試してみたくなりました。
干し芋マイスター 福井保久
干し芋マイスター 福井 保久
サツマイモの中に潜む美味さをどこまで引き出せるか、色、艶、食感、そして味を極限まで追求。
干し芋ひとつひとつをマイスターの誇りにかけて
最高のものだけを世に送り出している。










