自然農の田んぼの仲間たちと新年早々に餅つきをしました。
毎年恒例の行事なのですが、
仕事始めと重なることも多くここ数年は参加できませんでした。
今月5日が日曜日だったので久しぶりに
仲間たちと石臼と杵をつかいたくさんの餅をつきました。
おだやかで風もなく暖かな日で、
黒もち米や赤もち米の玄米をかまどで一時間ほど蒸している時間も
梅のつぼみを眺めたり、
人懐っこいジョウビタキの姿を追ったりと
のんびりと過ごすことができました。
ちぎって一口大に丸めたつきたての餅はまさにこの句と同じで、
それを餡子やきな粉、大根おろしに納豆などをつけて、
お腹いっぱいになるまで戴きました。
今月はお土産で持ち帰った玄米餅を、
巳年のヘビに見立てた長い昆布の上にのせてみました。
巳年の特徴は再生と変革、
古い価値観や習慣を手放し
新しい自分へと生まれ変わるチャンスを与えてくれるそうです。
さてさてどんな一年が待っているのでしょうか。
楽しみつつ挑戦を続けていきたいです。
皆さまにも実り多い一年となりますようお祈りいたします。
干し芋マイスター 福井保久
干し芋マイスター 福井 保久
サツマイモの中に潜む美味さをどこまで引き出せるか、色、艶、食感、そして味を極限まで追求。
干し芋ひとつひとつをマイスターの誇りにかけて
最高のものだけを世に送り出している。