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涼しさの 肌に手を置き 夜の秋(高浜虚子)

涼しさの 肌に手を置き 夜の秋(高浜虚子)

「夜の秋」は夏の季語です。
昼間はまだまだ暑いけれど、夜になって肌に手をあてたとき、
ひんやりと秋のような気配を感じた。
そんな夏の終わりの頃を読んだ句です。

今年の8月も、長雨があり真夏日もありました。
そして晴れ間が出るとまだ蝉の大合唱も聞こえてきます。
まるで残り少ない夏を惜しんでいるかのようです。
でも田んぼや畑にいると、
どこからか秋めいた涼しい風も吹くようになり、
ひぐらしも鳴き始めました。

田んぼの稲はそろそろ色づいてきました。
秋がゆっくりと少しずつ近づいてきて、
サツマイモはここから土の中でぐんぐん大きくなっていきます。
稲もサツマイモも、
こうした寒暖差で甘みを蓄え美味しく実ります。
そんなことを思うことも自分にとっての夏の終わりを感じることです。





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干し芋マイスター 福井 保久

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サツマイモの中に潜む美味さをどこまで引き出せるか、色、艶、食感、そして味を極限まで追求。

干し芋ひとつひとつをマイスターの誇りにかけて
最高のものだけを世に送り出している。