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楽しさの 生まれゆく風 薫るとき(稲畑汀子)

楽しさの 生まれゆく風 薫るとき(稲畑汀子)

漢語の薫風は「花の香りを運んでくる春の風」のことでした。
それが和語の「風薫る」となり、
「初夏の若葉の中を通ってくるさわやかな風」を表すようになりました。
今年は早くも梅雨入りの便りが届き、
5月のさわやかな風を感じる日は少なくなってしまいそうですね。

先日義兄の山でお茶摘みをしました。
自分たちで飲むためのお茶なので摘むのは一年に一度だけ。
例年お茶摘みのあとは宴会となるのですが、
昨年に続いて今年もそれはなく楽しみ半減ですが、
それでもお茶の新芽を摘むのはとても楽しいです。
お茶の木の横にはちょうど花が咲き始めたミカンの木があり、
お茶の新芽の香りと、みかんの花のなんともいえない芳香が
久しぶりに深呼吸したくなるような心地よい空間でした。

「香り」が鼻で感じられる「におい」を意味し、
「薫り」は物の雰囲気から感じとられる比喩的・抽象的な意味となるそうです。
この句は、自分で楽しさが生まれそうだと、
ワクワクしている様子が想像できますね。

コロナ禍も2年目となり、いささか気持ちも沈みがちですが、
今こそ自分で自分のご機嫌をとり、
楽しさで心が沸き立つような気持ちを持ちたいと、
この句を見つけた時に思いました。





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サツマイモの中に潜む美味さをどこまで引き出せるか、色、艶、食感、そして味を極限まで追求。

干し芋ひとつひとつをマイスターの誇りにかけて
最高のものだけを世に送り出している。