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青麦の 穂のするどさよ 日は白く(藤原 鳳作)

青麦の 穂のするどさよ 日は白く(藤原 鳳作)

麦は晩秋から初冬に種まきし、
冬の寒さの中をじっと耐え春になるとぐんぐん伸びて穂をつけます。
今春の私たちは毎日を心穏やかに過ごすことのできない、
厳しい状況が続いていますが、
こんな時こそ、陽射しの暖かさ、月や星の美しさ、花や鳥の声に、
そして麦の穂にも、いつも以上に励まされます。

先日、義兄の山を訪ねた折、
鶯が「ホーホケキョ、ケキョケキョケキョ」と美しい鳴き声で歓迎してくれました。
と思ったのは人間の勝手な思い込みで、
最初の「ホーホケキョ」は雌に対する求愛、
続く「ケキョケキョケキョ」は侵入者への威嚇の合図だったそうです。
せっかくの愛の交歓に邪魔者が入ったというところでしょうか。
それにしても美しい鳴き声は聴いていてうっとりとします。
早春の頃から比べるとずいぶん上手になったと姉が話してくれました。

趣味と勉強を兼ねてやっている自然農のお米作りも、
今年で9年目に入りました。
今月11日には共同作業の草刈りがあり
久しぶりに山間の棚田を訪れました。
畑には菜の花が咲き、山肌はところどころピンク色で薄化粧といった風情。
吹く風は爽やかで、傍らにある藁科川の澄んだ水はゆったりと流れていました。
人間たちの慌てぶりとは関係なく、
いつもと変わらない大らかな自然の中で、しばし英気を養うことができました。

遠くから眺めるだけでもいい、想像するだけでもいい、
たまには深呼吸して気分転換をはかりましょう。
そうそう、「熟成干し芋を食べる」なんていうのもいいですよ。






干し芋マイスター 福井保久

初めての熟成ほしいもアソート:角切り・平干し 3,240円(税込)

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干し芋マイスター 福井 保久

干し芋マイスター 福井 保久

サツマイモの中に潜む美味さをどこまで引き出せるか、色、艶、食感、そして味を極限まで追求。

干し芋ひとつひとつをマイスターの誇りにかけて
最高のものだけを世に送り出している。