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故郷や どちらを見ても 山笑ふ(正岡子規)

故郷や どちらを見ても 山笑ふ(正岡子規)

近くの山を眺めてみると、山の中腹のところどころに、
ピンクや白や紅色の花を咲かせた木々が目立つようになりました。
その間をうめるのは木の芽の若々しい黄緑色や、
様々な色合いの緑のグラデーションで、
秋の山とはまた違った優しい色合いを感じます。
そんな山を表現した言葉が「山笑う」です。

中国北宋の山水画家であった郭煕(かくき)の、
「春山淡冶(たんや)にして笑うが如く」の言葉が語源です。
淡冶とは、ほのかに艶やかな様子を表すそうで、
まさに春の山の雰囲気にぴったりですね。
ちなみに同じ郭煕の言葉から、
夏の山は「山滴る」、秋の山は「山粧う」、
冬の山は「山眠る」という季語があり、
四季それぞれの表現がとてもしっくりします。
花粉症の方には少々つらい季節となってしまった春ですが、
私は笑っている山の景色を眺めるのが大好きです。

さて、3月ともなると干し芋の加工も終盤です。
最後の方には、毎年珍しい品種のサツマイモを蒸かしているので、
干し場の中も色とりどりとなり、
さしずめ“スダレ笑う”といった景色といえます。
スダレが笑うとそろそろ畑仕事にシフトとなります。





干し芋マイスター 福井保久

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サツマイモの中に潜む美味さをどこまで引き出せるか、色、艶、食感、そして味を極限まで追求。

干し芋ひとつひとつをマイスターの誇りにかけて
最高のものだけを世に送り出している。