一年で最も夜が短い夏至の頃に詠まれた句でしょう。
そのはかなさ、短さを惜しむ気持ちから
夏の季語「短夜」が生まれたそうです。
先日、自然農の田んぼで田植えを行いました。
一日で終わらせようとガムシャラに頑張ったせいか、
明け方、体の痛みで目が覚めると、
ちょうど日の出のころで東の空が白白としていました。
我が家の近くに川や水辺はないので、
水の匂いはしませんでしたが、
世の中が活動を始めるほんの少し前の静けさに
しばし腰の痛みも忘れ、心が落ち着くのを感じました。
水の匂いといえば、先日友人からミントの葉を戴きました。
水の中にレモンと一緒に入れてミントウォーターを作っておいたら、
最近の急な真夏日が訪れた日、
すっきりとした口当たりでゴクゴク飲めて水分補給に役立ちました。
今月は、そのミントウォーターと、
しばらく前に作った夏みかんの皮のお菓子をいっしょに盛り付けました。
熟成干し芋はとっても甘いとはいえ、
お砂糖の甘さには負けてしまいます。
その点、野菜や果物の自然な甘さとは相性がいいです。
夏みかんピールも甜菜糖のグラニュー糖で作ったので、
甘さ控えめで熟成干し芋ともよく合いました。
干し芋マイスター 福井保久
干し芋マイスター 福井 保久
サツマイモの中に潜む美味さをどこまで引き出せるか、色、艶、食感、そして味を極限まで追求。
干し芋ひとつひとつをマイスターの誇りにかけて
最高のものだけを世に送り出している。