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初午や 物種うりに 日のあたる(与謝蕪村)

初午や 物種うりに 日のあたる(与謝蕪村)

「初午」とは2月最初の午の日をさします。(2017年は2月12日)
近年海外からの観光客にも絶大な人気を誇る京都の伏見稲荷大社に、
711年のこの日、稲荷大神が鎮座されたといわれ、
全国の稲荷神社では盛大なお祭りが行われます。
その様子は枕草子にも書かれ古くから賑わっていたことが伺えます。

稲荷神社にお供えするものはもちろん「稲荷寿司」ですが、
実は栃木県や茨城県だけで食べられている
「しもつかれ」という初午にちなんだ郷土料理があります。
鮭の頭と、大根や人参、油揚げ、いり大豆を酒かすと一緒に煮込みます。
栄養満点な保存食として、干し芋農家もよく食べているようです。

午は、南の方角を表し、時間に当てると正午です。
太陽が最も高く上り、陽光が一番強まるときが午であり、
特に立春を迎えた2月の初午は、
一年のうちでもっとも運気が上がる時といわれます。

そんな初午のころの干し場には、
サツマイモを丸ごと1本そのまま干した、
丸干し芋が並んでいます。
まるでサツマイモだけが原料とは思えないほど甘みののった丸干し芋は、
まさに太陽の恵みの逸品です。





干し芋マイスター 福井保久

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干し芋マイスター 福井 保久

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サツマイモの中に潜む美味さをどこまで引き出せるか、色、艶、食感、そして味を極限まで追求。

干し芋ひとつひとつをマイスターの誇りにかけて
最高のものだけを世に送り出している。