稲が実って穂を垂れたころの田を「秋の田」と呼びます。
色づいた稲穂が黄金色に輝くさまは、
日本人にとっては原風景の一つと言えるのではないでしょうか。
先日自然農でお米を作っている田んぼの仲間が集まり、
稲刈り前の田んぼの見学会をしました。
始めてから10年たちますが、
仲間の田んぼをじっくり観る機会というのはなかったので、
それぞれの思いや工夫なども聞けてとても有意義でした。
沢山の実をつけ重たそうに穂を垂らした稲の間を、
ゆったり飛ぶ赤とんぼや、
どこまでも高く澄んだ青空を見ているだけでも、
とても気持ちがよかったです。
見学後はそのまま田んぼで一品持ち寄りの昼食会をしました。
ちらし寿司と丸干し芋を使ったサラダを持参しましたが、
ここでも干し芋はなかなかの人気ものでした。
秋晴れの一日は時間もゆっくりと過ぎるようでした。
干し芋マイスター 福井保久
干し芋マイスター 福井 保久
サツマイモの中に潜む美味さをどこまで引き出せるか、色、艶、食感、そして味を極限まで追求。
干し芋ひとつひとつをマイスターの誇りにかけて
最高のものだけを世に送り出している。