先日、可愛いお雛さまの練り切りを戴きました。
それを見た時、ふと娘が小さいころ一緒に読んだ絵本を思い出しました。
「のはらのひなまつり」という絵本です。
久しぶりにどんなお話だったのか探してみました。
ひな祭りの日、ともこちゃんはひな祭りをしたいのにお雛様がいません。
そこで画用紙でお雛様を作ることにしました。
お雛様の着物の色を選んでいると、
突然、風が吹いて色紙がとばされてしまいます。
ともこちゃんが色紙の行方を探していると、
たんぽぽ野原にねずみやうさぎ、きつねやたぬきが集まって、
楽しそうにひな祭りが行われています。
よく見ると、ともこちゃんが作ったお雛さまでした。
ともこちゃんと動物たちが輪になって一緒にひな祭りを楽しみました。
岩村さんのほのぼのとした絵がとても可愛い絵本でした。
そんなイメージで今月の歳時記の写真ができあがりました。
たまには子どもにかえって絵本を読むのも楽しいものです。
絵本のお供に熟成干し芋を召し上がると、
さらに子どもの頃の自分にタイムスリップできるかもしれませんね。
※『のはらのひなまつり』 神沢利子 作 岩村和朗 絵 金の星社
干し芋マイスター 福井保久
干し芋マイスター 福井 保久
サツマイモの中に潜む美味さをどこまで引き出せるか、色、艶、食感、そして味を極限まで追求。
干し芋ひとつひとつをマイスターの誇りにかけて
最高のものだけを世に送り出している。