1897年9月21日のニューヨーク・サンに、
8歳の女の子ヴァージニアから質問が届きました。
「サンタクロースはいるのでしょうか?」
論説委員のフランシス・チャーチが社説で答えた内容が、
一冊の美しい絵本となって、今でもロングセラーとなっています。
フランシス・チャーチの答えは絵本に譲るとして、
私たちはとかく大人になるにつれて、
「目に見えないものは存在しないもの。価値のないもの」
と思いがちです。
果たして本当にそうでしょうか?
星の王子様も言っています、
「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。
かんじんなことは、目に見えないんだよ」
実は干し芋の世界にも、目に見えない大切なことが沢山あります。
見た目は冴えない地味な干し芋ですが、
その味わいには、
大地が育み、お天道様が引き出した、
さつまいもの底知れない力が凝縮されています。
今宵は大切な人へのクリスマスカードを書きながら、
さっと炙った熟成干し芋を味わってみてはいかがですか。
ホットミルクとともに…。
17歳の女子高生から教わった美味しい食べ方です。
干し芋マイスター 福井保久
干し芋マイスター 福井 保久
サツマイモの中に潜む美味さをどこまで引き出せるか、色、艶、食感、そして味を極限まで追求。
干し芋ひとつひとつをマイスターの誇りにかけて
最高のものだけを世に送り出している。