毎年残暑が長引く傾向があり、9月に入ってもまだまだ暑い日がありますが、
小売店の店頭に新米が並び、炊き立ての新米の香りを味わうといよいよ秋だなと思います。
お月見は、旧暦の8月15日(十五夜)と旧暦の9月13日(十三夜)に行う行事です。
この時期の月は見事ですね。
中秋の名月(十五夜)は「芋名月」とも呼ばれ、お団子やお餅やススキと共に、
サトイモを供える風習があります。
ちなみに、十三夜は「栗名月」とも呼ばれます。
空気が澄んでくる秋の月は確かに綺麗で、それを楽しみ崇める感覚は、
先人の自然に対する畏敬の念だったのだろうと私は思っています。
だから大事なものをお供えするのでしょうね。
私も中秋の名月には、丸干し芋をお供えしてお月見を楽しむことにしています。
干し芋マイスター 福井保久
干し芋マイスター 福井 保久
サツマイモの中に潜む美味さをどこまで引き出せるか、色、艶、食感、そして味を極限まで追求。
干し芋ひとつひとつをマイスターの誇りにかけて
最高のものだけを世に送り出している。