暦の上で最も暑い頃という意味の「大暑」
今年は7月23日から8月6日までの期間となります。
関東地方が6月中に梅雨明けしてから猛暑の日が続いています。
西日本では記録的な豪雨が甚大な災害をもたらしました。
近年はこうした従来とは違う気候の変動を感じることが多くなりました。
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
さて、昔の人は様々な工夫をして暑い夏を乗り切っていました。
目に見えない風を、涼やかなのれんの動きや風鈴の音で感じとり、
畳やイグサは湿気を調節してくれるだけでなく、
青々とした色と香りにもリラックス効果があるそうです。
また道や庭先などに「打ち水」を行うことにより、
水が蒸発する際の気化熱の働きで周囲の温度を下げ、
気圧が下がり空気が流れることで風が生まれます。
こうした伝統的な方法が見直され、
近年では、日時を決めて一斉に打ち水を行うイベントも各地で行われています。
打ち水には本来、場を清めるという意味もあり、
玄関先に行う打ち水は「来客への心遣い」の一つでもありました。
良いこと尽くめですね。
達磨庵の熟成干し芋も、ただ美味しいだけでなく、
自然なものだけで作られた身体に良い伝統的な食品です。
皆様もお世話になったあの方へ、
熟成干し芋を贈られてみてはいかがですか?
干し芋マイスター 福井保久
干し芋マイスター 福井 保久
サツマイモの中に潜む美味さをどこまで引き出せるか、色、艶、食感、そして味を極限まで追求。
干し芋ひとつひとつをマイスターの誇りにかけて
最高のものだけを世に送り出している。