いつだったか姪から
「小さい頃、うちにサンタさんが来ないのは煙突がふさがってるからだよ」
と親に説明されてずっとそれを信じてたと聞いたことがあります。
それはもちろん、干し芋の業界は12月が一番忙しく、
子供たちのプレゼントを用意することができない姉の苦しい言い訳でした。

この句の父親は、子供へ贈るクリスマスプレゼントに本を選び、
それを箪笥に隠しています。
子供の喜ぶ顔を想像しながら、
むしろ自分が楽しみにしている気持ちがよく伝わってきます。
どんな本を選んだのでしょうか？
自分だったらどの本を贈るのか、考えるのも楽しいですね。

昨年はボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞したことが話題になりました。
そのボブ・ディランの「FOREVER　YOUNG」という曲を元に描かれた、
「はじまりの日」という絵本をご存知ですか？
息子のジェイコブのために作ったというFOREVER　YOUNGは、
シンプルで語りかけるような歌詞が特徴です。

少し長くなりますがその一節をご紹介します。

きみの手が　ずっと　はたらきつづけますように
きみの足が　とおくまで　走っていけますように
流されることなく　流れを　つくりますように
きみの心のうたが　みんなにひびきますように
毎日が　きみの　はじまりの日

この絵本は、訳も絵もとても素敵なので興味のある方はぜひ手にとってみてください。

ところでクリスマスプレゼントには本もいいですが、
ご年配の方には懐かしいおやつも喜ばれます。

達磨庵の熟成干し芋は、しっとりと柔らかくやさしい味わいです。
クリスマスプレゼントやお世話になった方へのお礼に熟成干し芋はいかがですか？





干し芋マイスター 福井保久