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住みつかぬ 旅の心や 置炬燵(松尾芭蕉)

住みつかぬ 旅の心や 置炬燵(松尾芭蕉)

私事ですが、先日我が家でも炬燵を出しました。
家の炬燵は掘り炬燵なので出すのも仕舞うのもちょっと手間ですが、
これから冬の間どれだけお世話になることでしょう。
芭蕉の生きた江戸時代にも、堀り炬燵と置炬燵の2種類があり、
旅から旅の芭蕉にとっては、簡単における置炬燵がある住処は、
いかにも仮の居場所のように感じたのでしょう。

江戸時代は暖房器具を使い始める日というのが決まっていました。
炬燵開きといい、十月の亥の日がそれに当たります。
いくら寒くてもその日まで暖房器具は使わなかったようです。
初亥の日が武家、二番目の亥の日(12日後)が一般庶民が使い始める日でした。
今年は11月8日が初亥の日に当たります。

旧暦では、月と日に十二支が割り振られ、亥の月は十月です。
亥(いのしし)は、炎の神の使いで火を免れると信じられていたため、
火災予防の意味がありました。
今よりもずっと火事を恐れていた江戸時代には守るべき習慣だったことでしょう。

現代では、寒くても暑くてもエアコンのスイッチ一つで簡単に快適な環境が手に入りますが、
季節を肌身に感じることも少なくなっているようにも感じます。

たまにはエアコンのスイッチを切って、
炬燵のぬくもりだけで過ごしてみるのはいかがですか?
炬燵ライフのお供には、熱々の燗酒や、みかん、そして熟成干し芋がお勧めです。





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サツマイモの中に潜む美味さをどこまで引き出せるか、色、艶、食感、そして味を極限まで追求。

干し芋ひとつひとつをマイスターの誇りにかけて
最高のものだけを世に送り出している。