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筍や 雨粒ひとつ ふたつ百(藤田湘子)

筍や 雨粒ひとつ ふたつ百(藤田湘子)

知り合いの竹林で筍を掘らせてもらうのが
毎年の春の恒例行事となっています。
掘り取ってすぐに茹でた筍はアクがなく、
柔らかで薫り高く、何ともいえない滋味が食卓を彩ってくれます。
旬の時季にまとまって手に入るものだから、
筍料理のレパートリーも自然と豊富になりました。

「竹笋生(たけのこしょうず)」は、「七十二候」の一つで、
立夏と小満の間(今年は5月16日から20日まで)をさします。
前述の筍掘りは毎年4月中の話で、
5月になると筍はもうほとんど見かけません。
実際とはズレているように感じ不思議に思っていましたが、
調べたら、竹笋生とは真竹のことだとわかりました。
真竹の筍は孟宗竹の筍が終わった後に出てきます。
だからこの時季でよかったのですね。

さて前述の筍堀りですが、
今年の筍は裏年ということと春が遅かったため、
食卓に上る回数も少なく、筍ライフを満喫することはできませんでした。

自然のものはその年その年でまったく違う姿を見せます。
それは干し芋にもいえることで、
サツマイモの出来は夏のお天気が関係します。
干し芋加工中の真冬のお天気も重要です。

だからこそ、何年かに一度、最適の天候に恵まれた年は、
宝石のような最高の干し芋が仕上がってきます。
そんな年の干し芋は売るのが勿体無いくらいの気持ちになります。
今、熟成干し芋として販売している干し芋は、
そんな私の気持ちから生まれました。





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サツマイモの中に潜む美味さをどこまで引き出せるか、色、艶、食感、そして味を極限まで追求。

干し芋ひとつひとつをマイスターの誇りにかけて
最高のものだけを世に送り出している。