電話受付時間:月~土 10:00~17:00

菊咲けり 陶淵明の 菊咲けり(山口青邨)

菊咲けり 陶淵明の 菊咲けり(山口青邨)

古来より、中国では奇数を陽の数とし、
「重陽」とは、奇数が重なることを意味します。
陽が極まった、9が重なる9月9日は大変めでたい日とされ、
その日を「重陽の節句」としました。

そして、小高い山に登り、
長生きの効果があるとされる菊の花を浸した菊酒を飲んで、
不老長寿を願う風習がありました。

最近の言葉でいえば「アンチエイジング」となるのでしょう。
いつの時代でも人々の願いは同じですね。

山口青邨の句に出てくる「陶淵明」は、
中国、南朝宋の時代に活躍した文学者です。

役人勤めを辞して郷里の田園で隠遁生活を送ります。
自ら農作業に従事し、酒と菊花を愛し、
晴耕雨読の暮らしを詩にうたい、
後に田園詩人とも呼ばれました。

青邨は、秋に薫る菊の花を見て、
そんな陶淵明の暮らしを思い浮かべたのでしょう。

私たちは、なかなか晴耕雨読とはいきませんが、
せめて重陽の節句には、
長い歳月をかけて作られた、熟成干し芋でも食べながら、
ゆったり、のんびりした気分で、
菊酒をちびちび飲んでみる なんていうのはいかがですか?





干し芋マイスター 福井保久

熟成平ほしいも5箱セット:平干し 7,884円(税込)

この商品のご注文はこちらオンラインショップで購入

干し芋マイスター 福井 保久

干し芋マイスター 福井 保久

サツマイモの中に潜む美味さをどこまで引き出せるか、色、艶、食感、そして味を極限まで追求。

干し芋ひとつひとつをマイスターの誇りにかけて
最高のものだけを世に送り出している。