子供の成長を祝う「七五三」は江戸時代からの行事で、乳幼児死亡率が高かった頃は、
現代よりも健やかな成長を神に感謝したことでしょう。
もちろん今も子供の成長を喜ぶ気持ちは変わりませんが、
高齢化社会が進み、皆が多忙な日本ではなおさら、
お子様やお孫様の元気な晴れ姿を観ることができる特別な機会となっています。
少子化も進んでいることから、親御さんや祖父母様にとって、楽しみな年中行事です。
七五三に欠かせないお菓子は「千歳飴」です。
水飴と砂糖が原料で、飴の中に無数の空気の隙間を作る独特の製法で、
千歳飴ならではの舌触りと食感を生んでいるそうです。
そして、折目正しいお菓子屋さんは、
ちゃんと千歳飴をお祓いしてから販売しています。
お祝いとは真心ですから、そういう心が大切です。
実は達磨庵では、ご購入された方、贈られた方にも、ご加護があるようにと、
商品の中に“だるまのお守り”を忍ばせてあります。
僭越ながら、私が懇意にしているお寺に詣で、
皆様の祈願成就をご祈祷して戴いたお守りです。
七五三の千歳飴と一緒に『熟成平ほしいも』もぜひ召し上がって頂きたいと思っています。
干し芋マイスター 福井保久
干し芋マイスター 福井 保久
サツマイモの中に潜む美味さをどこまで引き出せるか、色、艶、食感、そして味を極限まで追求。
干し芋ひとつひとつをマイスターの誇りにかけて
最高のものだけを世に送り出している。